1/9 未来をひらく歴史~東アジア3国の近現代史 第14回学習会(国立)

1/15 Live Bar BUNGA

1ステージ目
1.花のように
2.夢いつも遠く
3.Do your best
4.アジア
5.アリラン峠を越えてゆけ

2ステージ目

1.遺書
2.愛と勇気を
3.時
4.かがやけ
5.愛の歌

 2010年の初ライブは明るく「花のように」で始まった。前々回初披露された新曲「アジア」、リフレイン部分の心地よさは癒され度120%(!)
 第2ステージでは、前回の宣言どおり「遺書」、差別の中で自らの命を断った少年の姿をプーさんが歌いあげる。実話をもとに、プーさんの体験も加えたメッセージが胸に迫る。
 少々重くなってしまった気持ちも、続く「愛と勇気を」で救われる思いがする。続く「時」、「かがやけ」で気分は盛り上がる。ライブの最後は、やはり「愛の歌」、今年もプーさんのパワーは健在だ。(文)

1/29 Live Bar BUNGA

1ステージ目
1.Do your best
2.花うもれ
3.鳥のように
4.アジア
5.大道ミュージシャン
6.夜の月
7.ふるさとに帰ろう

2ステージ目

1.アリラン峠を越えてゆけ
2.愛の歌
3.生野のハンマン
4.うつろ
アンコール 遺書

今年2回目のライブ、第1ステージは癒し系の曲が並んだ。「鳥のように」ではHiroshiくんの刻む軽快なギターのリズムが心地よい。
 新曲「アジア」は今回コーラスなしの演奏。でも、プーさんひとりでも声は充分にパワフルだ。「大道ミュージシャン」はプーさんの路上ライブ時代の姿を彷彿とさせる。
 美奈ちゃんの「夜の月」を久しぶりに聞いた後、第1ステージの最後は「ふるさとに帰ろう」、癒し系のベストスリーの1曲に数えたい名曲だ。
 第2ステージの「愛の歌」では、女性のお客さんがドラムで飛び入り参加、演奏に彩りを添えてくれた。前回聞けなかった「生野のハンマン」はやはり落涙もの(!)
 アンコール曲はなんと、あの「遺書」。孤立していく主人公の少年の心が痛々しい。ただ、ライブのラスト曲としては少々辛かったかも(^_^;。(文)

1/30 新春「韓国朝鮮の歌と講演」のつどい(文京区)

2/19 Live Bar BUNGA

1ステージ目
1.人生
2.ふるさとに帰ろう
3.みんなで猪飼野に帰りたい
4.愛の歌
5.遺書
6.ラブソングお前に

2ステージ目

1.みんなの4年3組
2.愛と勇気を
3.アリラン峠を越えてゆけ
4.新曲(曲名未定)
5.いくども
6.Do your best
7.生野のハンマン
8.鳥のように

 しばらくぶりとなった2月最初のライブ、Hiroshi君は都合で欠席のため、プーさんのギター1本でのライブとなった。
さすがに音色のさびしさはあったものの、プーさんの歌はそれをはじきとばすほどのパワフルさで、1ステージでは馴染の名曲6曲を歌いきった。
 2ステージの最初は、プーさんの息子さんが通うクラスから依頼されたという曲の初披露。「みんなの4年3組」はNHKの「みんなの歌」に採用されてもおかしくない楽しい曲だった。
 今回は出来立ての新曲2曲も初披露。最後は「生野のハンマン」の後、みんなで「鳥のように」をハモってライブの終了となった。(文)

2/28 金順子先生バースデー公演(Live Bar BUNGA)

金順子先生のホームページ

3/12 ゑつみさんとプーカングァン、ジョイントライブ(Live Bar BUNGA)

ゑつみさんのホームページ

1ステージ目
ゑつみライブ
1.向こう岸
2.ため息
3.会いたいブギ
4.海を見ていた午後
5.ノスタルジー
6.桜唄
7.約束

2ステージ目
プー・カングァンライブ

1.かがやけ
2.Do your best
3.アリラン峠を越えてゆけ
4.みんなで猪飼野に帰りたい
5.鳥のように
6.生野のハンマン

ジョイント
逆上がり
愛の歌

今回はシンガーソングライターのゑつみさんとプーさんとのジョイントライブ、第1ステージではゑつみさんがユーミンのカバー曲に加え、オリジナル6曲を披露した。緩急使い分けた巧みな歌唱とキーボード演奏がお客さんを魅了する。
 続く第2ステージはプーさんのライブ、馴染みの名曲6曲が演奏された。「鳥のように」では、珍しくプーさんはギターをおいて歌のみに集中、バックのあきらさん、ひろしくんが緊張しながらも見事な演奏をやり遂げた。
 両ステージを終えた後、ゑつみさんの「逆上がり」、プーさんの「愛の歌」を全員で演奏、ケーナ(縦笛)も加わった豪華な共演が終了した。第2弾も是非期待したい。(文)

3/23 Live Bar BUNGA

1ステージ目
1.はなったれ小僧
2.Do your best
3.時
4.アリラン峠を越えてゆけ
5.花うもれ
6.ファージング
7.ラブソングお前に

2ステージ目

1.いつまでも変わらずに
2.いつまでも
3.アイゴチュケッター
4.鳥のように
5.生野のハンマン

 3月最後のライブ、第1ステージは「鼻ったれ小僧」から「ラブソングお前に」までの7曲。「ファージング」は去年の6月以来のお久しぶり。激しい曲調だけに、演奏するプーさんも体力を消耗するようだし、聞いている方も力が入る。でも、もっと頻繁に聞きたい名曲のひとつだ。  第2ステージでは、「いつまでも変わらずに」、「いつまでも」と若きプーさんが味わった悲しい恋の思い出ソングが続く。  途中で急遽、プーさんの教え子のひとりまりちゃんの弾き語りによる自作の歌「夏風」が披露された。駆けつけていきなりの演奏になってしまったのだけれど、そのみずみずしい歌の世界にお客さんも拍手喝采!  ライブの最後は「鳥のように」と「生野のハンマン」、個人的なお気に入り曲ベストスリーのうちの2曲が続いて、言うことなし!(文)

4/9 Live Bar BUNGA

1ステージ目
1.かがやけ
2.Do your best
3.みんなで猪飼野に帰りたい
4.アリラン峠を越えてゆけ
5.やりなおすぜ
6.これっぽっちもない
7.ラブソングお前に

2ステージ目

1.ラブソングお前に
2.スラムで生まれた俺
3.愛の歌

 ライブ前に飲んだワインの酔いがまわったとこぼすプーさん。でも、演奏が始まるといつものパワフルな歌声だ。「やりなおすぜ」、「これっぽっちもない」は久しぶりの曲。
 合間、合間でプーさんに促されてHiroshiくんの朴訥なMCが入り、お客さんの温かい笑いを誘っていた。
 第2ステージの前に、歌の生徒まりちゃんが、緊張しながらも、自作の曲「夏風」と、プーさんの「夜の月」の2曲を披露した。
 第2ステージ、「愛の歌」ではキーボードの飛び入り参加。プーさんは自分でドラムもたたきたいものの、それでは歌が歌えないと、体がひとつしかないことをぼやきながらの熱唱となった。今回のライブは、やや少なめの曲数で終了した。もっと聞きたかったな!(文)

4/13 プーカングァンの生徒のバースデーライブ(Live Bar BUNGA)

真理子のブログ

4/24 朴保さんとプーカングァン、ジョイントライブ(Live Bar BUNGA)

保さんのホームページ

1ステージ目 夫歌寛ライブ
1.生野のハンマン
2.みんなで猪飼野に帰りたい
3.かがやけ
4.鳥のように
5.ラブソングお前に
6.アリラン峠を越えてゆけ
7.愛の歌
2ステージ目 朴保ライブ
1.CITY
2.携帯電話がなかったら
3.雨に咲く花
4.雷雨
5.さくら散る頃
6.アン・ビョンスク君へ
7.もんじゅ
8.ロックンロールベイビー
9.希望ヶ丘
10.ヤンバルの風

 昨年の10月に続いて実現した朴保バンドとのジョイントライブ。第1ステージはプーさんの弾き語り「生野のハンマン」から始まる。「かがやけ」からはベース、リードギターも加わっての演奏。「鳥のように」では、ケーナ(縦笛)の素朴な音色が空の広がりを感じさせてくれる。
 「ラブソングお前に」、今回はとりわけしっとりとした響きで、リードギターも泣いていた(!)
 ラスト曲の「愛の歌」では、コーラス部分でお客さんも加わってステージと客席がひとつとなる。
 続く第2ステージは、朴保 バンドの演奏。「雨に咲く花」、「希望ヶ丘」など朴保ファンにはお馴染みの曲に加え、運転再開されようとしている原発への批判を込めた「もんじゅ」など10曲がパワフルに演奏された。
 自ら命を絶ってしまった若者に呼びかける「アン・ビョンスク君へ」が切ない。
 とにかく、エネルギッシュな朴保バンド、当然ながら第3弾のジョイントライブが期待されるところ。(文)

5/9 Live Bar BUNGA

1ステージ目
1.ラブソングお前に
2.人生
3.奈良の娘
4.やりなおすぜ
5.生野のハンマン

2ステージ目

1.アラリガナンネ
2.鳥のように
3.かがやけ
4.みんなで猪飼野に帰りたい
5.愛の歌

 5月のさわやかな宵、日曜日ということで、いつもよりやや早めのライブ開始となる。前座として、プーさんの歌の教え子のひとりヨシオさんが久しぶりに登場、2曲を 披露する。
 続いての第1ステージ、いきなり「ラブソングお前に」から始まる。「人生」では、Hiroshi君のギターソロが渋い。そのHiroshi君のMC、いつもと比べてやけにはきはきと明るく、声も大きい。数日後にひかえた誕生日のせいなのか(?)
 いつもは女性ボーカルでの「奈良の娘」は、珍しくプーさん自らの歌で。
 第2ステージの前にまりちゃんが「夏風」など自作2曲を歌う。ピュアな歌詞とメロディーが耳に残る。
 第2ステージからはパーカッションにピアノも加わっての贅沢な演奏となる。「鳥のように」の心地好さが一段と強調されてしびれる思い(!)最後は美奈ちゃん、まりちゃんもコーラスに加わっての「愛の歌」、バンドが再現されたような豪華な締めくくりとなった。(文)

5/18 Live Bar BUNGA

1ステージ目
1.心に愛を
2.やってこい
3.アリラン峠を越えてゆけ
4.ラブソングお前に
5.いつまでも
6.HEY

2ステージ目

1.うつろ
2.人間
3.生野のハンマン
4.愛の歌
アンコール かがやけ
アンコール 人生

 プーさんのライブの前にまりちゃんが披露したのは、昔懐かしい「おぼろ月夜」。そして、第1ステージは「心に愛を」で始まった。 体調を考えて、珍しく(!)アルコール抜きでステージに立ったプーさん、なんとなくいつもよりMCは少なめの感じ。でも、演奏が始まると歌の迫力はいつもどおりだ。久しぶりとなる「いつまでも」、成就しなかった切ない恋の思い出が胸に迫る。しばらく期間をおいて耳にすると、曲の素晴らしさがなおさら強く感じられる。
 「うつろ」で始まった第2ステージ、2曲目の「人間」は新曲ではないものの、ブンガでは初披露のもの、その迫力に驚く。500曲近いというプーさんの歌のストック、まだまだ知られざる名曲がありそうだ。
 昼間は真夏を思わせる陽気だったこの日、ブンガは別の熱気で満たされていたようだ。(文)

6/4 Live Bar BUNGA

1ステージ目
1.いつまでも
2.時
3.アリラン峠を越えてゆけ
4.うつろ

2ステージ目

1.人間
2.奈良の娘
3.アリランコゲロノモカンダ
4.生野のハンマン

  ブンガには時折懐かしい人が顔を出す。今回は、かつてプーさんのバンドでコーラスをやっていたななちゃんが訪れた。もともと元気なギャルだったななちゃんだが、少々大人っぽさも加わっての再登場で、プーさんもいささか当惑(興奮?)気味の様子。
 プーさんのライブ前に、前回同様、歌の生徒のヨシオさんやまりちゃんがそれぞれ曲を披露する。まりちゃんには友達のバイオリン演奏も加わり、いつもの清楚なまりちゃんワールド(!)にさらに華麗な彩りを添えていた。
 2ステージ目では、みんなに請われて、ななちゃんがかつても歌ったことのある「奈良の娘」を本当に久しぶりに披露、健在ぶりを聞かせてくれた。
 そんなこんなで、今回はいろいろハプニングが加わって(プーさんがまりちゃんの歌にドラムで参加したりとか)、1、2ステージで披露されたのは8曲のみとなった。ライブのあとの交流会では熱心なファンから不満の声も出たのだが、なりゆきまかせ((^。^))もブンガライブの魅力かも。次回はプーさんの歌をたっぷり聞かせてもらうことにしよう!(文)

6/21 Live Bar BUNGA

1ステージ目
1.かがやけ
2.花うもれ
3.うつろ
4.みんなで猪飼野に帰りたい
5.アリラン峠を越えてゆけ

2ステージ目

1.人間
2.生野のハンマン
3.愛の歌

 ライブ前だというのに、咳が止まらないプーさん。体調不良で睡眠不足のため、頬もこけるほどの痛々しさ。ギターのヒロシ君はMCで「プーさんの咳は演技です」と紹介し、プーさんもそれに合わせてはみたものの、実際はかなり苦しそうだ。にもかかわらず、歌い始めると、不思議に咳も止まり、いつも以上の迫力ある歌声に、プロの根性を見せつけられる思いだ。
 それでも、曲数は「ががやけ」から「愛の歌」まで2ステージを通して8曲と控えめとなる。曲数たっぷりは、プーさんの体力回復を待って、次回への持ち越しとなった。
 今回もプーさんのかつての常連さんが久しぶりに懐かしい顔を見せ、何年ぶりかで聞くプーさんの歌に感動の様子。また、客席には辛辣な社会派パフォーマンスで有名なコメディアン、松元ヒロさんの姿も。ブンガにつながる人脈の広さにいまさらながら驚く。
 とにかく、プーさんお大事に!(文)

7/4 Live Bar BUNGA

1ステージ目
1.Do your best
2.こころの扉開いて
3.ひとりで
4.下手な愛の歌を

2ステージ目

1.故郷済州島
2.奈良の娘
3.人間
4.ファージング

5.生野のハンマン
6.アリラン峠を越えてゆけ

  歌の生徒ヨシオさんの前座で始まった7月最初のライブ、プーさんはまだのどの調子が回復せず、苦しそうだ。それでも歌いだせばパワー全開! 第1ステージでは懐かしい名曲が続く。ただ、5曲目は初めて耳にするもの。この「下手な愛の歌を」は、プーさん28歳の時の作品だという。バンド演奏で聞けば、さらに迫力が味わえそうだが、こんな掘り出し物(!)、プーさんの歌のストックの中にはまだまだありそうだ。
 ちなみに、この曲、プーさんの奥さんの一番のお気に入りだとか・・・。
 第2ステージは、しばらくご無沙汰だった「故郷済州島」で始まる。「奈良の娘」は、久しぶりに美奈ちゃんのボーカルでの披露。のどが痛むというのに、プーさん、とりわけリズムの激しい「ファージング」で気を吐いた。最後は「生野のハンマン」で静かに終わるかに思えたのだが、ここでのどの調子が戻ったのか、最後は「アリラン峠を越えてゆけ」で盛り上がっての締めくくりとなった。(文)

7/24 BIRTHDAY Live

1.みんなで猪飼野に帰りたい
2.夢いつも遠く
3.人生よ答えてくれ
4.花のように
5.アリラン峠を越えてゆけ
6.鳥のように
7.愛の歌
アンコール 生野のハンマン

 今回はプーさんの56歳を祝うバースデーライブ。第1ステージでは、男性デュオによるレゲエなど3曲に続き、美奈ちゃんがギター、パーカスをバックにオリジナル曲など3曲を披露した。
 その後、お約束のバースデーケーキ登場で、プーさんがろうそくの火を吹き消し、ファンの人たちへの感謝と今後の抱負を述べた。
 第2ステージでいよいよプーさんのライブ、このところ不調だったのども回復して、馴染みの名曲が次々と披露された。今回は久しぶりにギターのアキラさんも駆けつけ、パーカスのいっちゃんも加わって、最後は豪華な演奏で終了となった。
 個人的には「花のように」、「鳥のように」、「愛の歌」など、お気に入りベストファイブに入る曲が聞けて、言うことなし! そして、アンコールにこたえてプーさんが演奏してくれたのは、しっとりとした弾き語りでの「生野のハンマン」(!)昼間の猛暑などどうでもよくなる至福のひとときであった。(文)

7/31 憲法フォークジャンボリー(新大久保)

8/2 Live Bar BUNGA

1ステージ目
1.明日こそはと
2.アイゴチュケッター
3.Do your best
4.奴隷
5.アリラン峠を越えてゆけ

2ステージ目

1.奈良の娘
2.いつまでも
3.人間
4.愛の歌

  「明日こそはと」で始まった8月最初のライブ、第1ステージは重みのある曲が続いた。中でもブンガ初披露となる「奴隷」の歌詞の辛辣さたるや、猛暑でふやけた心を覚醒させる力がある。これでも比較的穏やかな部分を選んで歌ったのだとか。
 でも、よりきつい部分も含めて全曲聞いてみたいと思うのがファンの心理。いみじくも、ライブのあとの交流会で出たお客さんの反応、「プーさんの歌を聞くには体力がいる」とは、言い得て妙の感想。
 第2ステージは、美奈ちゃんの「奈良の娘」に続いて、プーさんによる「いつまでも」。さらに、「時」では、いきなりサビから始めるという斬新な構成で、聞き慣れた曲も新鮮に感じられた。
 続く「人間」も受け止めるのに体力が必要なメッセージ性の強い歌、それを聞き終えて、最後は「愛の歌」で癒されながらライブは終了した。(文)

8/27 Live Bar BUNGA

1ステージ目

1.かがやけ
2.Do your best
3.人間
4.赤い月
5.僕らはあわれな臆病者

2ステージ目

1.アリラン峠を越えてゆけ
2.飢餓
3.みんなで猪飼野に帰りたい
4.愛の歌
5.生野のハンマン

 今回のライブ、ギターのヒロシくんはお休みで、アキラさんのサポートによる演奏となった。1曲目の「かがやけ」ではプーさんのハーモニカも加わるという初めての試み。でも、ギターとハーモニカの掛け持ちはかなりしんどいとのこと。演奏を終えて、あえぐプーさんでもあった。(^_^;
 美奈ちゃんの歌う「赤い月」はしばらくぶりのお披露目だった。 第1ステージ最後の曲「僕らはあわれな臆病者」は、ブンガ初披露となるプーさんの若かりし時の作品。朗々とした響きは、また聞きたくなる心地好さだった。
 第2ステージでも、初披露となる「飢餓」が歌われた。若きプーさんのストレートなメッセージが心に痛い。お馴染みの「愛の歌」では、プーさんの指示で、なんと美奈ちゃんがドラムを演奏することに! 変化技を見せる余裕はなかったようだが、バンド演奏向けの「愛の歌」にドラムのアクセントは耳にうれしい彩りを添えてくれた。次回も是非やってほしいところ。最後はもちろん、「生野のハンマン」で終了!(文)

9/11 Live Bar BUNGA

1ステージ目
1.Do your best
2.人生
3.みんなで猪飼野に帰りたい
4.アリラン峠を越えてゆけ
5.You're my beautiful lover
6.夢いつも遠く

2ステージ目

1.かがやけ
2.愛の歌
3.生野のハンマン

  あの「9.11」から丸9年となるこの日、9月最初のプーさんライブとなった。前回お休みだったヒロシ君とはひと月ぶりの再会。「Do your best」での幕開けとなる。美奈ちゃんの歌う「You are my beautiful lover」はほぼ1年ぶり。けだるいボサノバのリズムが心地好い。
 第2ステージの前に、まりちゃんがすでにお馴染みとなった自作曲「夏風」を披露。プーさんが愛弟子のためにギターでサポートする。
 第2ステージ、「かがやけ」の後、プーさんがハーモニカで唱歌「ふるさと」をワンフレーズ奏でる。かつて路上ライブをしながら各地を旅したころ、孤独を抱きしめながら涙した曲だという。 続く「愛の歌」では、前回同様美奈ちゃんがドラムを担当。まりちゃんもコーラスで参加して盛り上がる。
 今回はプーさんの高校時代の同級生が大阪から駆けつけ、すっかり大阪のオジサンに戻ってしまったプーさんでもあった。(文)

9/18 文化センター・アリラン(新大久保)

9/22 Live Bar BUNGA

1ステージ目
1.人生
2.夜の月
3.人間
4.ふるさとに帰ろう
5.アリラン峠を越えてゆけ

2ステージ目

1.みんなで猪飼野に帰りたい
2.赤い月
3.You're my beautiful lover
4.生野のハンマン
5.愛の歌

 猛暑もようやく去り、外では満月が輝く夜、今回はリードギターなし、プーさんのギター1本での弾き語りライブとなった。第1ステージは、「人生」で渋く始まる。いつもは美奈ちゃんが歌う「夜の月」は、珍しくプーさんのオリジナルバージョンで披露となった。長年聞いている「ふるさとに帰ろう」だが、プーさんのハーモニカ演奏付きは初めてのパターン。メロディーが進むに連れ、心の奥に潜む郷愁を揺さぶられる思いがつのる。プーさんの癒しソング、ベストスリーのひとつと言ったら大袈裟だろうか。
 第2ステージでも、「赤い月」は美奈ちゃんではなく、プーさんの歌うオリジナルバージョンで,いつもとは違った味わいとなる。3曲目、「You are my beautiful lover」では、前回に続き美奈ちゃん登場、ボサノバのリズムが猛暑に疲れた心を癒してくれるようだ。さらに、「生野のハンマン」に「愛の歌」ときて、翌日に向けての心のチャージは完了!(文)

10/7 霧ケ峰療護園(上諏訪)

10/10 Live Bar BUNGA

1ステージ目
1.人生よ答えてくれ
2.鳥のように
3.僕らはあわれな臆病者
4.ラブソングお前に
5.アリラン峠を越えてゆけ
6.ふるさとに帰ろう

2ステージ目

1.アラリガナンネ
2.人間
3.大道ミュージシャン
4.人生
5.生野のハンマン

  今回もプーさんのギター1本での弾き語りライブ、1曲目は「人生よ答えてくれ」、生きる意味を模索する歌詞が心に染みる。「ふるさとに帰ろう」は、前回に続き、ハーモニカの同時演奏付き。その切ない音色がたまらない。  第2ステージの途中、数日前に誕生日をむかえた常連のお客さんのために、ハッピーバースデーソングとケーキの贈呈、ブンガに集う全員での祝福となった。  こうしてなごやかな雰囲気の中、数曲が演奏されたのだが、このままで終わらないのがプーさんのライブ! 最後の曲「生野のハンマン」を前にして、世の中のありようの理不尽さについて語りだしたプーさんの言葉に徐々に熱がこもっていく。プーさんによれば、この辛口コメントゆえに足が遠のくお客さんもいるのだとか。だが、耳に痛いプーさんの言葉をきちんと受け止められるかどうか、こちらの度量が試されているとも言える。プーさんが全身全霊で発しているメッセージに対して聞く耳を持てる観客でありたいと感じた夜でもあった。(文)

10/21 Live Bar BUNGA

1ステージ目
1.ふるさとに帰ろう
2.アラリガナンネ
3.みんなで猪飼野に帰りたい
4.愛の歌
5.いつまでも

2ステージ目

1.人生よ答えてくれ
2.アリラン峠を越えてゆけ
3.生野のハンマン
4.遺書
5.差別
6.夢いつも遠く
7.人間

 久しぶりとなったヒロシ君のギターを加えての10月後半のライブは、「ふるさとに帰ろう」でのスタート。美奈ちゃんの歌でお馴染みの「いつまでも」は、今回はプーさんのオリジナル版で披露された。
 2ステージ目では「遺書」に続いて、ブンガ初披露となる「差別」、美しいメロディーに込められた厳しい現実が心に痛い。さらに最後の「人間」も浅ましい我が姿を見つめさせられる曲だ。毎回聞くたびにその辛辣なイメージがヒリヒリと迫って来る思いがする。
 ところで今回はいつも欠かさず駆けつけている熱心なお客さんの姿が見えず、プーさんは気もそぞろの様子で、いつものトークも出ないまま、全12曲のライブが終了してしまった。常連客のみなさん、心配性のプーさんのためにも、ライブに間に合いそうもないときには、早めに連絡を!(文)

10/24 第26回ワンコリアフェスティバル2010(大阪城公園)

11/7 高田馬場ワールドフリーマーケット

11/7 Live Bar BUNGA

1ステージ目
1.みんなで猪飼野に帰りたい
2.人生
3.ふるさとに帰ろう
4.下手な愛の歌を
5.アリラン峠を越えてゆけ
6.生野のハンマン

2ステージ目

1.人生よ答えてくれ
2.明日こそはと
3.ラブソングお前に
4.愛の歌

  今回はプーさんひとりでの弾き語りライブ、お馴染みの名曲が並ぶ。長らく封印していたという「下手な愛の歌を」、今宵限りと宣言して披露されたのだが・・・7月のライブでもプーさん、すでに歌ってましたけど(!)
 2ステージ目の「明日こそはと」では、モロッコ出身のミュージシャンがアラブの打楽器ダラブッカでの飛び入り参加、巧みなリズムを聞かせてくれた。
 今回も「ハッピーバースデー」該当のお客さんがふたりもいて、みんなからの祝福を受けることに。ライブの最後は「愛の歌」で終了となった。そして、ライブのあとは英語も飛びかう国際色豊かな(?)交流会へと続き、いつもながらのにぎやかなブンガライブであった。(文)

11/25 Live Bar BUNGA

1ステージ目
1.みんなで猪飼野に帰りたい
2.畢生
3.人生よ答えてくれ
4.アイゴチュッケッター
5.ラブソングお前に
6.ふるさとに帰ろう

2ステージ目

1.夜の月
2.鳥のように
アンコール1 生野のハンマン
アンコール2 愛の歌

 ブンガのオープンから丸5年となるこの日、めでたく今月2回目のプーさんライブとなった。経済的な状況が厳しい今、ライブバーのオーナーとして店を維持していくプーさんの苦労が並大抵ではないことが忍ばれる。日々の心労のせいか、このところ新曲とご無沙汰なのが残念だが、その物足りなさを振り払うほどの名曲が今宵もずらりと並んだ。
 美奈ちゃんの歌う「夜の月」を聞くのは1年ぶりくらいだろうか。そして、バンドの迫力に負けないほどにかき鳴らすプーさんのギターの力強さで繰り出されるのが、お気に入りベストスリーに掲げたいほどの名曲「鳥のように」、「生野のハンマン」、「愛の歌」・・・もうよけいな感想など無用の締めくくりに、ただただ拍手するのみ!(文)  

12/16 Live Bar BUNGA

1ステージ目
1.かがやけ
2.心の扉開いて
3.時を生きて(新曲)
4.時
5.アリラン峠を越えてゆけ

2ステージ目

1.みんなで猪飼野に帰りたい
2.人生
3.ふるさとに帰ろう
4.ラブソングお前に
5.生野のハンマン

  今年は何かと忙しく、新曲作りどころではなかったというプーさん。だが、ここにきて、本当に久しぶりの新曲「時を生きて」が初披露された。生きてくる中で天国と地獄を見たと語るプーさん、今静かに自分の半生を振り返る。ハーモニカのほろ苦いような響きも加わったメロディーが、凡庸な日常しか知らない者にもなぜか身につまされる思いを喚起させてくれる。
 このところ原点にもどる形で、プーさんの弾き語りによる馴染みの曲を聞くことが多いのだが、2ステージ目の「ラブソングお前に」では、美奈ちゃんがコーラスに加わり、艶っぽい彩りを添えてくれた。
 外の陽気はこの日から一気に冬の冷え込みを見せたのだが、その寒さもブンガの中までは入りこめなかったようだ。(文)

12/26 Live Bar BUNGA

1ステージ目
1.みんなで猪飼野に帰りたい
2.人間
3.いつまでも

2ステージ目

1.夜の月
2.時を生きた
3.アリラン峠を越えてゆけ
4.ラブソングお前に
5.愛の歌

 今年最後となるブンガライブ、前座ではギターデュオによる「赤い月」のみごとなカバー演奏にプーさんも感激の様子。
 第1ステージ、「人間」は文字通り人間が見せる浅ましさ、醜さをえぐりだす。久しぶりの「いつまでも」、長年つきあいながらも、別れることになってしまったかつての恋人への思いが切ない。
 第2ステージ、美奈ちゃんの「夜の月」に続いて、前回初披露の「時を生きた」、シンプルな歌詞の中にプーさんが味わってきた人生の苦悩がほとばしる。ラストはゲストミュージシャンのギターも加わっての「愛の歌」、2010年を締めくくるにふさわしい幕切れとなった。(文)